エゴが病気を作る

エゴが病気を作る 病気

善悪問わず「こだわり」は病気を作る

病気の成り立ちは諸説あり、「食事」や「生活習慣」が関係するのはご存知のことでしょう。

それらに加えて、精神世界では「エゴ」が病気に影響すると考えます。特に心の病は「親子関係に起因するエゴ」の影響が大きいです。

よくあるエゴの例

思考の偏り
思い込み
執着
こだわり
怒り
許せない憎しみ
頑固さ
DNAに刻み込まれた先祖代々の思考パターン

病気を作りにくい性格としては、以下が挙げられるでしょう。

病気を作りにくい性格の例

素直
謙虚
柔軟
自己肯定感が高い
こだわりが少ない
自分の失敗を笑い飛ばせる前向さ など

また、せっかく栄養価の高い食物を摂取しても、その人の”こだわり”によって吸収率に違いが出るので、かたよらない思考が大事です。

健康のための”こだわり”であってもエネルギーの巡りを止めるため、「これ以外はダメ」という極端な思考や頑なさは少ない(あるいは無い)ほうが良いと言えます。

要は、「何をやるか」「何を食べるか」という「行動」や「対象」の問題ではなく、「心のあり方」の問題ということ。

私の師匠から聞いた話では、ガンを乗り越えた方は心の底が平らな状態で、思考のかたよりが起こっても自動調整する力(自律性)が備わっているそうです。

「判断」や「りきみ」が無く、「自分ができることは、まっとうして行こうという思い」に人生観もシフトするとか。

こだわるか、超越するか

日本で初めて心療内科を創設された
九大医学部の池見教授は

病気は感謝の原理を知る機会

と仰っており、実存的転換による「免疫力向上」と「がん細胞の自然退縮」を研究されていました。

実存的転換

自分が自然の秩序の中に「生かされて生きる存在」であることに気付き、「愛や生きる意味」を見いだして主体的な生きがいのある生活への転換が起こること。

自己の病気を受け入れる。自分の限界を知る。そうした心の作用の中で、はっと気付く瞬間=実存的転換をして、宇宙の大きな摂理を感じる。

すべてのことを宇宙の摂理、あるいは超越者、神や仏のような存在にお任せしようという心境になる。生き方や人生観が変化し、物欲や名誉欲などには全く価値がなくなる。

自分の「認知のゆがみ」を注意深く理解していくことで、体調にも変化が現れるのです。

ユング心理学では、自分中心の自我(エゴ)を超えて自利利他をふまえた「大いなる自己(セルフ)」という考え方があります。

セルフ(全体性)とは、無意識を含む「心全体の中心」であり、かつ「心の外」にもあり、「意識」と「無意識」の調和を図る超越的な存在です。

人生の目的やスピリチュアリティ向上においてゴールとなる心のあり方を指しています。

二つのセルフ

◆小さなセルフ=個人の私
◆大きなセルフ=宇宙の分身
        人間の心身の治癒の根源
        生命エネルギーの源

個人的な〈小さなセルフ〉が宇宙的な〈大きなセルフ〉と調和したとき、人は本当の幸福や健康を得ることができる

これは単なる神頼みではありません。

怒りや憎しみなど「あらゆる執着心」に気づいて手放す(認めて受け容れる)ことを言っています。自分でできることは自分でやる。その結果は”大きなセルフ”に委ねるということです。

私のご相談者でも効果にこだわる方がいますが、こだわりが強い方ほど病状も重いです。それだけ頑なさが心身に影響するということ。私もそうでしたが、ご本人に自覚はないんですよね。

効果とは「結果への執着」です。「今」に意識がなくて、まだ起こってもいない「未来」を求めています。今をおろそかにするから、苦しむのに…。

未来を思考しているのも「今」です。過去にこだわるのも「今」しかできないこと。「今の自分」を謙虚に受けとめましょう。

病気を作る[三大エゴ]と[自己否定]

病気を作る三大エゴ

怒り頑固さプライドの高さ

いつも感じるのは「素直じゃない」ということ。ご本人も苦しいでしょう。

病気を作り出す理由は人それぞれ。寿命もあります。

人生は自己責任で決めており、必要な時に必要なことが起こるため、必ずしも「病気=悪」ではないことを理解するのも大切です。

私も療養中、自己への執着が病気の原因だと気づき、感情に従って傲慢に生きてきた己の責任を痛感しました。なぜなら病気になるまで、自分を改めるチャンスは何度もあったからです。

今では、病気は闘うものではなく、そうなるまでの「かたよった生き方」を理解して受け容れるものと捉えています。

抵抗して ”闘病” してはいけません。

自分でも気づかない「無意識のエゴ」を理解することが必要です。

「病気」は、小さな自分への執着を卒業し、心の器を広げて、より大きな視野(大きなセルフ)で生きる「成長」および「自己実現の機会」なのでしょう。

そして、病気を患った本人だけでなく、家族も一緒に自立(エゴに気づいて健全な自己愛を育む生き方)を体験的に学ぶことで、家族全体が成長し、真の幸福を得られます。

《ご留意》
「恐怖心」はよく理解できますが、必要があれば適切な医療を受けましょう。ヒーリングは問題回避のものではなく、人生をより良く生きるためのツールです。”スピリチュアル”に逃げないように。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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